日本時間10月20日(現地21日)、ロサンゼルス・レイカーズは2021-22シーズン初戦でゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦し、114-121で敗れた。 オフに大型補強を敢行したレイカーズは、大黒柱のレブロン・ジェームズが34得点、11リバウンド、5アシスト、アンソニー・デイビスが33得点、11リバウンド、2ブロックと躍動するも、新戦力の目玉であるラッセル・ウェストブルックが8得点(FG 4/13、3ポイント0/4)、5リバウンド、4アシスト、4ターンオーバー、そしてプラスマイナスはチームワーストの-23と苦戦。苦い新天地デビューとなった。 ウェストブルックとチームとの相性の悪さを指摘する声も上がったが、試合後に大黒柱のレブロン・ジェームズは新司令塔を庇っている。 「ラスには家に帰ってコメディでも観るようにと伝えた。何か笑顔になることをしろとね。彼は自分にとても厳しいんだ。『そんな自分を追い込むな』と彼には伝えたよ。まだたった1試合だからね」 チームを率いるフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)も、特に問題視はしていないようだ。過去のチームで主役として活躍してきたウェストブルックが、チームに馴染むにはまだ時間がかかるだろうと説明している。 「ずっとボールを持っていた立場から、レブロンやADとともにプレイする状況へ対応するのは難しいんだ。彼は我々にとって素晴らしい選手だよ。ただ、適応する期間は必要だ」 同僚たちから擁護されるなか、「上手くやる方法を見つけないと。それだけだ」と言葉少なに語ったウェストブルック。次戦は23日(同22日)に昨季ウェスト王者のフェニックス・サンズと対戦するが、本来の実力を発揮できるか。