ワシントン・ウィザーズは日本時間9月26日(現地25日)、NBA3年目を迎える八村塁が、個人的な理由でトレーニングキャンプの序盤を欠席することを発表した。 ウィザーズは9月28日(同27日)からトレーニングキャンプを開始予定。そのなかで、八村はチームの承認を得た上で、個人的な理由により、初日には合流しないことが決まったという。必要に応じて、新しい情報があれば発表するとしている。 2019年のNBAドラフトで、日本人選手としては史上初の1巡目指名となる全体9位でウィザーズ入りした八村。ルーキーイヤーから開幕スタメンを果たすなど、平均13.5得点、6.1リバウンドの成績を残すと、2年目の昨季は57試合に出場して平均13.8得点、5.5リバウンドを記録した。また、今夏には日本代表の一員として東京五輪に参加し、グループリーグ3試合で平均22.3得点、6.7リバウンド、2.0アシストと世界相手に奮闘を見せた。 今オフにラッセル・ウェストブルック(ロサンゼルス・レイカーズ)をトレードに出し、陣容が大きく変わったウィザーズで中心的役割を期待されるだけに、この一報を伝えるチームの公式ツイッターには海外ファンからも「ルイのために祈る」「深刻な状況ではないといいのだが…」「彼が合流する日が待ちきれない」といった声が上がっている。 ウィザーズは10月6日(同5日)にプレシーズン初戦でヒューストン・ロケッツと対戦予定。計4試合を行い、10月21日(同20日)に渡邊雄太が所属するトロント・ラプターズとの開幕戦に臨む。