日本時間8月5日(現地4日)、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズが、ブルックリン・ネッツのスペンサー・ディンウィディーをトレードで獲得すると報道された。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者がレポートしている。 ディンウィディーは2019-20シーズンに平均20.6得点、6.8アシストを記録。しかし昨季は右ひざ前十字靭帯を部分断裂した影響で、わずか3試合の出場にとどまった。 来季の契約はプレイヤーオプションだったが、これを破棄して今オフのフリーエージェント市場に参戦。情報によれば、ネッツと3年6200万ドルの契約を結んだ上で、ウィザーズへトレードされるという。 今回は以前より報じられていたラッセル・ウェストブルックのトレードを含めた形で、ロサンゼルス・レイカーズ、サンアントニオ・スパーズ、インディアナ・ペイサーズ、ウィザーズ、ネッツの5チームによるトレードとなるようだ。トレードが正式に成立するのは、選手との契約締結が解禁される8月7日(同6日)以降になる。 各チームのトレード内容は以下の通り。 ウィザーズ獲得:スペンサー・ディンウィディー、カイル・クーズマ、ケンテイビアス・コルドウェル・ポープ、モントレズ・ハレル、アーロン・ホリデー、アイザイア・トッド(2021年ドラフト全体31位指名) レイカーズ獲得:ラッセル・ウェストブルック ネッツ獲得:2024年ドラフト2巡目指名権、ウィザーズとの2025年ドラフト指名権交換権 スパーズ獲得:チャンドラー・ハッチソン、将来のドラフト2巡目指名権 ペイサーズ獲得:アイザイア・ジャクソン(2021年ドラフト全体22位指名)