日本時間3月29日(現地28日)、ブルックリン・ネッツはフリーエージェントのラマーカス・オルドリッジと契約したと発表した。契約内容は公表されていないが、ベテランミニマムの1年契約になると報道されている。 2006年のドラフト1巡目全体2位でポートランド・トレイルブレイザーズに指名された現在35歳のオルドリッジは、これまでにブレイザーズ(2006〜2015)とサンアントニオ・スパーズ(2015〜2021)の2チームでプレイ。オールスターには5度、オールNBA2ndチームに2度、3rdチームに3度選出されており、キャリア通算では1024試合(980先発)で、平均19.4得点、8.3リバウンド、2.0アシスト、1.1ブロック、フィールドゴール(FG)成功率49.1%を記録している。 キャリア15年目の今季はスパーズとチームを離れることで合意するまでの21試合に出場し、平均13.7得点、4.5リバウンド、1.7アシストをマーク。26日(同25日)にチームからバイアウトされた。 同日にロサンゼルス・レイカーズは、アンドレ・ドラモンドと契約を結んだことを発表した。ドラモンドは、27日(同26日)にクリーブランド・キャバリアーズからバイアウトされ、フリーエージェントになっていた。 27歳のドラモンドは、2012年のドラフト1巡目全体9位でデトロイト・ピストンズに指名されてNBA入り。キャバリアーズには昨季途中にトレードで加入し、今季は25試合で平均17.5得点、13.5リバウンド、2.6アシスト、1.6スティール、1.2ブロックを記録している。 キャリア通算では624試合(573先発)で平均14.6得点、13.8リバウンド、1.3アシスト、1.4スティール、1.5ブロックという成績を残している。また、オールスターに2度、オールNBA3rdチームに1度選出され、リバウンド王には4度輝いている。 レイカーズのロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)はドラモンドの加入について、「アンドレ・ドラモンドはパワフルなアンカーとしての能力を攻守でチームにもたらす。彼のようなレベルの選手を、タイトルを守るという挑戦の途中で加えることができたのは幸運だと思う」と声明を発表している。