日本時間3月28日(現地27日)、デンバー・ナゲッツのアーロン・ゴードンとジャベール・マギーが、チーム加入後初のメディア取材に応じた。 オーランド・マジックとのトレードでやってきたゴードンは、勝利が求められる環境でプレイすることへの意気込みを語った。ナゲッツ公式サイトのアレックス・ラビドゥー記者が伝えている。 「素晴らしい気持ちだよ。意義のある試合を毎日のようにプレイでき、勝利以外は求められない。期待とプレッシャーを受け入れる覚悟はできているよ」 2014年にNBA入りしてからの6シーズン半をマジックで過ごしたゴードン。今回が自身初の移籍となるが、「プレイスタイルは自分にすごく合っていると思う。多くの選手を助けることができるし、再スタートを切れることは自分のためにもなる」と新天地での挑戦に前向きな姿勢を示している。 ゴードンとは別のトレードで、クリーブランド・キャバリアーズから加入したジャベール・マギーは、“リーグ優勝”を目標として掲げている。 「(優勝が)ゴールだ。チャンピオンシップを勝ち取ることが目標でないのなら、(NBAでプレイするための)準備が足りないということ。このチームにはピースが揃っていると思う」 ナゲッツのバスケットボール運営部門代表ティム・コネリーは、「(ゴードンは)ディフェンダーとして過小評価されている。私はオールリーグレベルのディフェンダーだと思うし、彼ほど守備で伸び代がある選手はNBAでもそういない。(マギーは)優勝の経験があるし、それを達成するために何が必要かを知っている。優秀なリムプロテクターで、リーグ屈指のロブパスの受け手でもあるね」と新加入組に期待を寄せた。 ナゲッツは28日の時点で27勝18敗の成績で、プレイオフ出場圏内のウェスト6位に位置している。実力者の2人を加え、ウェスタン・カンファレンス決勝まで勝ち進んだ昨季以上の結果を残せるか注目となる。