日本時間3月25日(現地24日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太がホームのアマリー・アリーナで行なわれたデンバー・ナゲッツ戦に途中出場した。コートに立ったのは18日(同17日)のデトロイト・ピストンズ戦以来4試合ぶり。5分プレイして3リバウンド、1ブロックを記録している。 9連敗中のラプターズだったが、この日は序盤からオフェンスが爆発した。第1クォーターで38点を奪うと、前半で72-54と大量リード。その後もナゲッツの反撃を許すことはなかった。渡邊に出番が回ってきたのは、試合の趨勢が決まった第4クォーターの中盤。シュートの機会はなかったものの、ディフェンスとリバウンドで存在感を発揮した。なお、試合はラプターズが最大35点差をつけるなど135-111で圧勝している。 ラプターズは渡邊のほか、パスカル・シアカムがチームハイの27点、8リバウンド、6アシスト、前半だけで18点を奪ったOG・アヌノビーが23点、ノーマン・パウエルが22点を記録。トレードの噂があるカイル・ラウリーは、8点、5リバウンド、9アシストをマークしている。なお、ラウリーのプラスマイナス(+42)は今季リーグ最多、ラプターズでも球団史上2位の記録となった。また、チーム全体でFG成功率50.6%、3ポイント成功率50.0%、フリースロー成功率91.3%といずれも高い数値をマークしている。 ナゲッツはジャマール・マレーが20点、7アシスト、二コラ・ヨキッチが20点、10リバウンド、5アシスト、マイケル・ポーターJr.が19点、8アシスト、ポール・ミルサップが11点、6リバウンド、6アシストを記録した。 後半戦初勝利を挙げ18勝26敗となったラプターズは、27日(同26日)にホームでフェニックス・サンズと、26勝18敗となったナゲッツは、同日に敵地でニューオーリンズ・ペリカンズと対戦する。