日本時間1月31日(現地30日)に左ふくらはぎを痛めて戦線離脱していたボストン・セルティックスのマーカス・スマートが、3月12日(同11日)のブルックリン・ネッツ戦で復帰しそうだとチームが伝えている。 負傷当初は2~3週間の欠場と予想されていたが、1か月以上、計18試合でコートを離れることに。それでも5対5の練習を終えて「(気分は)とても良い」とコメントするなど、順調な回復具合をうかがわせた。 ブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)も「彼は攻守両面でどのようにプレイすべきかを分かっているし、チームを良くしてくれる。我々にとって大きな助けとなるのは明らかだ」と、頼れるガードの復帰を喜んだ。 セルティックスは前半戦を終えてイースト4位と上位につけているが、19勝17敗と思うように白星を積み上げられずにいる。停滞の原因についてスマートは「ディフェンスと疲労」を挙げる一方で、周囲の否定的な声には反論する。 「誰もが否定的な見方をしているけど、注目しているのはポジティブな事。それは自分たちがコントロールし、修正できるものだ。ディフェンスのエナジーを取り戻すために、自分に何ができるかを考えているよ」 スマートは欠場前まで17試合に出場し、32.3分プレイしてキャリアハイとなる平均13.1点、6.1アシストをマークしていた。