日本時間3月3日(現地2日)、NBAは3月8日(同7日)に開催される『NBAオールスター2021』のイベントの一つである『2021 AT&Tスラムダンク』の出場者を発表した。 同イベントにはインディアナ・ペイサーズのキャシアス・スタンリー、ニューヨーク・ニックスのオビ・トッピンのルーキー2人に、ポートランド・トレイルブレイザーズの3年目ガード、アンファニー・サイモンズを加えた計3人が出場する。 今回で36回目となるスラムダンクコンテストは、2回戦に分けて行われる。1回戦では3選手がそれぞれ2回ダンクを披露し、その2本のダンクの合計スコアが最も高かった2人が決勝ラウンドへと進出する。決勝では進出者が1回ずつダンクを披露したのち、スコアではなくジャッジが勝者だと思う選手のネームカードを掲げ、その数が多かった方が勝者となる。 ジャッジは大会優勝歴のあるドミニク・ウィルキンス、ディー・ブラウン、ジェイソン・リチャードソン、ジョシュ・スミス、スパッド・ウェブの5人が務める。ジャッジは1回戦でそれぞれのダンクを6〜10点の間で採点。1回のダンクの最低スコアは30点、最高スコアは50点となる。 なお、スラムダンクコンテストはオールスター本戦のハーフタイム中に開催される。 スラムダンクコンテスト、過去の優勝者は以下の通り。カッコ内は当時所属チーム。※1998年は未開催。1999年はロックアウトにより開催なし。2014年は東西対抗のチーム戦。 1984年:ラリー・ナンス(フェニックス・サンズ) 1985年:ドミニク・ウィルキンス(アトランタ・ホークス) 1986年:スパッド・ウェブ(アトランタ・ホークス) 1987年:マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ) 1988年:マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ) 1989年:ケニー・ウォーカー(ニューヨーク・ニックス) 1990年:ドミニク・ウィルキンス(アトランタ・ホークス) 1991年:ディー・ブラウン(ボストン・セルティックス) 1992年:セドリック・セバロス(フェニックス・サンズ) 1993年:ハロルド・マイナー(マイアミ・ヒート) 1994年:アイザイア・ライダー(ミネソタ・ティンバーウルブズ) 1995年:ハロルド・マイナー(マイアミ・ヒート) 1996年:ブレント・バリー(ロサンゼルス・クリパーズ) 1997年:コービー ・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ) 2000年:ビンス・カーター(トロント・ラプターズ) 2001年:デズモンド・メイソン(シアトル・スーパーソニックス) 2002年:ジェイソン・リチャードソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ) 2003年:ジェイソン・リチャードソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ) 2004年:フレッド・ジョーンズ(インディアナ・ペイサーズ) 2005年:ジョシュ・スミス(アトランタ・ホークス) 2006年:ネイト・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス) 2007年:ジェラルド・グリーン(ボストン・セルティックス) 2008年:ドワイト・ハワード(オーランド・マジック) 2009年:ネイト・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス) 2010年:ネイト・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス) 2011年:ブレイク・グリフィン(ロサンゼルス・クリッパーズ) 2012年:ジェレミー・エバンズ(ユタ・ジャズ) 2013年:テレンス・ロス(トロント・ラプターズ) 2014年:イースト(ポール・ジョージ、テレンス・ロス、ジョン・ウォール) 2015年:ザック・ラビーン(ミネソタ・ティンバーウルブズ) 2016年:ザック・ラビーン(ミネソタ・ティンバーウルブズ) 2017年:グレン・ロビンソン三世(インディアナ・ペイサーズ) 2018年:ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ) 2019年:ハミドゥ・ディアロ(オクラホマシティ・サンダー) 2020年:デリック・ジョーンズJr.(マイアミ・ヒート)