デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーは、今プレイオフで2シリーズ連続1勝3敗からの逆転突破に導く立役者となるなど、エースとして大きな飛躍を遂げた。 リーグ屈指の若手スターの座を確固たるものにしたなか、スポーツレポーターのアシュリー・ネベル氏のトーク番組に出演。これまで自身が影響を受けた選手について語っている。 「僕の父親は、MJ(マイケル・ジョーダン)とコービー(ブライアント)の大ファンだった。僕たちは彼らの映像をよく見ていて、メンタル面に注目していた。コービーがコートにいる時、雰囲気を持っていた。彼らは試合に勝つ、逆転する、何か特別なことをやるだろうと分かるんだ」 23歳のマレーは、ジョーダン、ブライアントの2人から学ぶものは大きかったと強調する。 「彼らは恐れを知らない表情をしている。何があっても彼らを止めることはできないし、そのために全力を尽くしている。彼らは自分の力を信頼している。メンタル面においてはブルース・リー、モハメド・アリのようにマイケル・ジョーダンとコービーを手本にしていた」 さらにマレーは、参考にした選手のトップ3を挙げる場合はビンス・カーターを追加。カナダ出身のマレーにとって、カーターは地元のトロント・ラプターズで大活躍していたレジェンドである。 「僕はコービーよりもジョーダンのファンだった。そして、ビンス・カーターが大好きだった。だからMJ、コービー、ビンスの3人を挙げるよ」 ジョーダン、コービーのような強靭なメンタルを持つマレーが、これからどこまで伸びていけるのか。それはNBAの勢力図にも大きな影響を与えるものとなる。