ブルックリン・ネッツに所属するカイリー・アービングの発言が、またもや波紋を呼んでいる。『FOX Sports』のアナリストであるニック・ライト氏のコメントが、ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールへ飛び火してしまった。 事の発端は、『The Boardroom Podcast Network & Cadence13』の番組『The ETCs』で同僚ケビン・デュラントと対談したアービングが、「(これまで所属したクリーブランド・キャバリアーズとボストン・セルティックスでは)チームメイトを信用していなかったわけではないけど、自分がベストオプションだと考えていた」と発言したことだった。 これをキャブズ時代の同僚レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)に対する侮辱と捉えたライト氏は、『FOX Sports 1』の番組『First Things First』で「カイリーは“優勝経験のあるブラッドリー・ビール”。彼は自分をそれ以上のプレイヤーだと思っているけどね」とアービングを批判。これにビールが自身のツイッターで反論したのだ。 「君たちが話していたことは僕、僕のキャラクター、そして僕のプレイスタイルとまったく関係のないことだった。僕のほかにブラッドリー・ビールの名前が付いているのは世界中で僕の息子だけだ!」 ビールのコメントを受け、ライト氏は自身の発言が誤解を招いたとし、ビールの投稿に返信する形で訂正している。 「僕が言いたかったのは君たち2人のスタッツはほぼ同一だけど、君はカイリー(アービング)のように偉そうな発言をしないということ。君や君のプレイを批判するつもりはなかった」 このようなテーマで比較対象に挙げられたビールからすると、いい気分がしなかったのは間違いない。