ニューオーリンズ・ペリカンズのJJ・レディックが、『USAトゥデイ』のマーク・メディーナ記者の取材に応じ、様々な質問に答えた。 その中で来季の目標を「プレイオフ争いに加わること」とし、チームの軸となる3人の若手、ザイオン・ウィリアムソン、ブランドン・イングラム、ロンゾ・ボールのさらなる成長が楽しみだと語っている。
「チームには大きな伸び代がある。それはオールスターに選出され、MIPを受賞したブランドン・イングラムにとってもだ。ザイオン(ウィリアムソン)には、より貪欲になると同時にコンディションを保つことを期待している。ロンゾ(ボール)は、3か月にわたって平均15得点、7〜8リバウンド、7〜8アシスト、3ポイント成功率40%を記録した素晴らしい期間があった。彼がシーズンを通して安定すればオールスターになれるし、僕たちに大きな違いをもたらすだろう」 3人それぞれへの期待を口にしたなかでレディックは、出場24試合で平均22.5得点を記録した怪物ルーキー、ウィリアムソンの課題について言及。同時に彼の将来性に太鼓判を押した。 「ザイオン(の課題)は継続性だ。コンディションを維持し、試合に出続けること。彼のスキルレベル、才能は傑出している。NBAの歴史においても、彼のサイズであの動きができる選手は多くいない。彼がどんな選手に成長していくのか、そこに限界はないよ」 今季60試合で平均15.3得点、3ポイント成功率45.3%と、36歳となった今も一流シューターであることを証明したレディックだが、ルーキーイヤーから続いていたプレイオフ出場は「13」でストップ。「僕の目標はあと4年プレイすること」と、来季以降も現役を続ける意向を示したベテランシューターの期待を受ける若手トリオは、来季ペリカンズをプレイオフに導けるのだろうか。