8月6日(日本時間7日)に行われたポートランド・トレイルブレイザーズとデンバー・ナゲッツの一戦で、ブレイザーズのデイミアン・リラードが45得点、12アシスト、4リバウンド、3スティールと爆発し、チームを125対115の勝利に導いた。この勝利でブレイザーズは、プレイオフ出場権を争うウェスタン・カンファレンス8位のメンフィス・グリズリーズとの差を0.5ゲームに縮めている。 自身が今年1月に樹立した球団記録に並ぶ11本もの3ポイント沈めたリラードは試合後、過去報道された自身のコメントを振り返り、発言したその真意を明かしている。
「数か月前に『プレイオフ出場の可能性がないのならプレイしたくない』と言ったのは、もしそのチャンスがあればこうなると分かっていたから。この状況で僕らは与えられたチャンスを上手く活用できている」 シーズン中断前は怪我で不在だったユスフ・ヌルキッチとザック・コリンズの復帰し、戦力が強化されたブレイザーズは再開シーズンで3勝目(1敗)を挙げている。大黒柱としてチームを支えてきたリラードは「自分たちのことをウェスタン・カンファレンス決勝に進んだチーム(ブレイザーズは昨季進出)だと思っていない」と前置きをした上で、「僕らが目指していたチームになるため、正しい方向に進み始めた」とチームとしての手応えを口にした。 ブレイザーズは、3ポイントを7本成功させた控えのギャリー・トレントJr.が27得点、ヌルキッチが22得点、7リバウンドとリラードを援護。 対するナゲッツは、マイケル・ポーターJr.が27得点、12リバウンドと気を吐くも、エースのニコラ・ヨキッチは8得点(5リバウンド、13アシスト)止まりだった。 ブレイザーズは残りのシーディングゲームで、ロサンゼルス・クリッパーズ、フィラデルフィア・76ers、ダラス・マーベリックス、ブルックリン・ネッツと対戦する。