ボストン・セルティックスは、7月31日(日本時間8月1日)からフロリダ州オーランドの「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で再開される予定のシーズンに参加する22チームのひとつとなった。セルティックスを含む参加する22チームは、ホームコート・アドバンテージが無く、無観客という異例の状況下で再開されるシーズンにどのように順応していくのだろうか。 元セルティックスの選手で、現在は『NBC Sports Boston』のアナリストとして活躍するブライアン・スカラブリニは、ブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)が指揮するセルティックスにとって、無観客試合が有利になると、6月9日(同10日)に放送された『WEEI』のラジオ番組『Ordway, Merloni & Fauria』で持論を述べた。NBC Sports Bostonのダレン・ハートウェル記者がスカラブリニのコメントを伝えている。 「ブラッドは、試合の進行に応じて常に戦略の調整を行うことからも無観客試合はチームにとって利点となるだろう。ロードでは、観客の声がうるさく困難だが、ホームではそれが少し機能していた」 また、ハートウェル記者は、リーグ屈指の戦略家であるスティーブンズHCは、タイムアウト後の効果的なプレイで有名な指揮官であるため、戦略を選手に伝えやすい無観客試合ではチームにとって有利となるに違いないと指摘する。 シーズン中断前の時点で43勝21敗の成績を残し、イースタン・カンファレンス3位に位置しているセルティックスは、すでにプレイオフ進出が確定している。最終的なプレイオフシード順位は、シーディングゲーム(再開後の8試合)の結果によって決定する。