NBAのシーズン再開後のフォーマットについては様々な憶測が飛び交っているが、ウェスタン・カンファレンス8位で中断期間に突入したメンフィス・グリズリーズには、プレイオフの出場のチャンスが大いにある。 今シーズン、グリズリーズの先発センターとして62試合に出場し、1試合平均14.9得点、11.2リバウンドを記録しているヨナス・バランチュナスが、シーズン再開とプレイオフに向けた意気込みをグリズリーズの公式サイトで語った。 「まるで夏休み明けのような気分だ。私たちには約2カ月半の休みがあった。通常、私は夏の間はリトアニア代表として試合をしているから、これだけ長い間バスケットボールから離れるのは珍しいことだった。だからトレーニングキャンプでしっかりと体を作って、試合のリズムを掴まないといけない。周りのスタッフが、マスクや手袋をしている状況には慣れないが、今はとにかくトレーニングキャンプで準備を整えないといけない」 「チームメイトのモチベーションも、これ以上ないぐらいまで高まっている。私たちは若いから、(選手たちは)自分の地位を確立すると同時に、チームを作り上げたいと考えているんだ」 渡邊雄太も所属するグリズリーズは、同カンファレンス9位〜11位につけるポートランド・トレイルブレイザーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、サクラメント・キングスに3.5ゲーム差、12位のサンアントニオ・スパーズに4ゲーム差をつけている。