シカゴ・ブルズのバスケットボール運営部門副社長に、デンバー・ナゲッツのアルトゥラス・カルニソバスGM(ジェネラルマネージャー)が就任することが『ESPN』の報道により分かった。 同メディアによると、ブルズとカルニソバスは2度の面接を経たのち、4月8日(日本時間9日)に複数年契約で合意に至ったという。 2003年からブルズのバスケットボール運営部門における最高責任者であったジョン・パクソンに代わり、チームをリードすることなった48歳のカルニソバスは、過去2シーズンにわたりプレイオフ進出を逃しているチームの復権に向け、新たなGMの採用を含む組織全体の再成型を任されることとなる。 同メディアによると、カルニソバスの優秀な人材を見極める能力、そしてナゲッツの経営陣から高く評価されていたリーダーシップや組織構築力が、ブルズにとって大きな決め手になったようだ。 カルニソバスは、過去にニコラ・ヨキッチ、ジャマール・マレー、ギャリー・ハリスといった有望選手をドラフトし、ナゲッツの再建に大きく貢献。カルニソバスのチーム運営における多様なバックグラウンドは、ブルズがフロントの刷新に乗り出した当初から注目されていた。