現地20日、ワシントン・ウィザーズは本拠地キャピタルワン・アリーナでサンアントニオ・スパーズと対戦。八村塁は15得点、7リバウンドと堅実な働きを見せ、チームは138対132で競り勝っている。これでウィザーズは今季4勝8敗、スパーズは5勝10敗だ。 前半、八村はファウルトラブルもあって八村のプレータイムも限られた。しかし、前半終了間際にアイザイア・トーマスのパスを受けてのダンクを決めるなど、約10分半の出場で8得点、2リバウンドを記録した。そして、後半に入るとゴール下の得点に加え、残り1分4秒には試合終盤というプレッシャーがかかる中でフリースローを2本連続で沈め勝利に貢献した。 八村の二桁得点は21得点を挙げた現地21日のボストン・セルティックス戦以来8度目。また1試合フリースロー5本成功は、自己最多だ。 試合はスパーズが前半を終え、69対63でリードと序盤から点の取り合いとなる。だが、ウィザーズは第3クォーター中盤に22対3のビッグランで逆転に成功すると、第4クォーターになっても勢いに乗ってリードを保つ。終盤、安易なミスによってスパーズの追い上げを食らったが、何とか逃げ切った。 ウィザーズは、ブラッドリー・ビールが33得点を記録。そしてイシュ・スミスとダービス・ベルターンズがともに21得点、モリッツ・ワーグナーが13得点とベンチメンバーの活躍が大きな勝因となった。