ポール・ジョージのトレードが正式に決定!

ロサンゼルス・クリッパーズとオクラホマシティ・サンダーとのトレードが正式に成立し、ポール・ジョージのクリッパーズ入りが確定した。 クリッパーズのバスケットボール運営部門代表のローレンス・フランク氏によると、クリッパーズはジョージの見返りとして、ダニーロ・ガリナリ、シャイ・ギルジオス・アレクサンダー、3つの1巡目指名権(2022年、2024年、2026年)、2つの1巡目指名権(マイアミ・ヒートから譲渡された2021年と2023年の指名権)、そして2023年と2025年の1巡目指名権の交換権をサンダーに放出したそうだ。 フランク氏は「ポール・ジョージは、攻守両面において素晴らしい選手だ。彼は最上級のスコアラーであると同時に突出したディフェンダーで、これまでに所属したチームの戦力をアップさせてきた実績を持っている。彼のような選手を獲得するチャンスがあるなら、なんとしてでも彼を手に入れるべきだ。彼はロサンゼルスの出身なので、クリッパーズはお互いにとって理想的なチームだ。オーナーのスティーブ・バルマー氏が推し進める『優勝するためのチーム作り』を実現するためには、ポールの獲得が必要不可欠だった」とコメントしている。 昨シーズン77試合に出場したジョージは、1試合平均の得点(28得点)、リバウンド(8.2リバウンド)、アシスト(4.1アシスト)、スティール(2.2スティール)でキャリアハイの成績を残した。彼は、1試合平均4回ディフレクション(相手のパスを弾くこと)を決め、平均2.7回ルーズボールを拾っている。 2010年のNBAドラフト1巡目全体10位指名でインディアナ・ペイサーズに入団したジョージは、サンダーとペイサーズで通算604試合に出場し、1試合平均19.8得点、6.4リバウンド、3.3アシストを記録している。 29歳のジョージは、これまでにオール・ディフェンシブ・チームに4回選出されており、2013年にはMIP賞(最も成長した選手に贈られる賞)を受賞している。

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