ディフェンスで好調を維持するウォリアーズ、ドレイモンド・グリーンは「責任感を与えてくれる」と中心を担うACを高評価

今季ゴールデンステイト・ウォリアーズは、開幕からの5試合で4勝1敗とスタートダッシュに成功している。好調の要因のひとつがディフェンスで、2試合で相手を90点以下に抑えて見せた。堅牢なディフェンスを構築したのが、新しくアシスタントコーチに就任したジェリー・スタックハウスである。 守備の要であるドレイモンド・グリーンは、ニューオーリンズ・ペリカンズ戦に104-89で勝利した後、スタックハウスACがチームに与えた影響について問われると、「伝説的な選手。このリーグで1万7000か1万8000点くらい記録しているからね(注・実際には1万6409点)」と、NBAでの得点面での実績についてリスペクトも示しつつ、次のように回答している。 「彼はディフェンス面で僕らに情熱と責任感を与えてくれている。彼はディフェンスのルールのようなものを導入したんだ」 1996年から2013年にわたり18年のNBAキャリアを誇るスタックハウスACは、昨季までバンダービルト大学で5シーズンにわたりヘッドコーチを務めていた。そして今季ACに就任したウォリアーズでは、主にディフェンスを担当している。就任早々に新しいルールを持ち込んだようだが、グリーンはそうした動きを歓迎しているようだ。 「彼はこれまでとは異なるいくつかのルールを持ってきた。誰もが『えっ』という感じだったけど、彼は自信に満ちていて、それを声高に主張していたんだ。そして誰かが間違えるたびに、『それは違う』と教えてくれた。そういう自信と存在感を持って来てくれたら、選手としてはそれを信じるだけだよ」 「彼はディフェンス面において、我々にはなかったレベルの自信を与えてくれた。しかし、より重要なのは、近年にはなかったレベルの説明責任だ。彼が話しているのはそれだけで、オフェンスについては一言も言ってこない。とにかくディフェンスのみなのさ」 スタックハウスACは、各選手が守備について一定の基準に基づいて採点されるシステムを導入した。そうした仕組みによって選手たちはよりロジカルに仕組みを理解し、より良いディフェンスの構築が実現されているようだ。

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