ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードは、トレーニングキャンプのドリル参加を見送るようだ。『ESPN』は、昨季終了後に手術で修復した右膝の炎症を抑えるために様々な治療を行なってきたレナードについて、炎症自体は引いていると報じている。ドリルを控えるのは、より完璧な状態に戻すためだという。 クリッパーズのローレンス・フランク球団社長は、レナードの膝の腫れは 「かなり 」引いたと明かした。一方でレナードが開幕に間に合うか否かについては明言しなかった。 「復帰のタイミングは、彼の膝が各局面でどう反応するかにかかっていると思う。誰も(占いに用いる)水晶玉なんて持っていないからね」 タロン・ルーHC(ヘッドコーチ)もレナードを練習に参加させる計画はまだなく、チームのメディカルスタッフの指導に頼ると語った。またフランク球団社長は、レナードが復帰する前に膝の筋力トレーニングに励むことを計画していると明かしている。 33歳のレナードは右膝の炎症により、昨季レギュラーシーズン最後の8試合を欠場。プレイオフではダラス・マーベリックスとの1回戦第2、3戦に出場したが、その後は欠場していた。 またフランクは、「この炎症は本当に厄介なものだった。何が効き、何が効かなかったのか、時間とともにもっとわかってくる。彼がこれに対処しなければならなかったのは本当に残念だが、我々は間違いなく正しい方向に向かっていると思う」と、レナードの完全復帰に手ごたえを感じているようだ。