アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングはリーグを代表するポイントガードの1人だ。器用な大型選手も増えてきた中、185.4cm、74.4kgという小柄なヤングは、もし身長が高ければもっとできることがあったと夢想することもあるという。ポッドキャスト番組『Million Dollar Worth of Game』で、その思いを明かした。 「自分はよく『背が高いだけのヤツは嫌いだ。ただ背が高いだけだ』って言うんだ。もし僕が203cmだったら、今あるメンタリティとクレバーさによって、バスケットボールをプレイする上で最高の選手になれたと思うからね。今でも僕がもたらせるものはたくさんあると思うけど、185㎝や188㎝じゃ不利になることがたくさんあるんだ」 昨季開幕時点でのリーグ平均が199.39㎝、97.7㎏だったこともあり、ヤングの小柄さは一層際立つ。だからこそ、サイズ不足など関係なく高得点を稼ぎ、パスを捌く姿にファンは魅了されるのだ。 なお、番組では守るのが難しい選手についても語っている。 「今のリーグには素晴らしいガードがたくさんいる。みんなそれぞれ違う何かを持っているんだ。守るのが難しいトップ5を選ぶとしたら、自分以外ではKD(ケビン・デュラント/サンズ)、デイム(デイミアン・リラード/バックス)、ステフ(ステフィン・カリー/ウォリアーズ)、カイリー(アービング/マーベリックス)、シェイ(ギルジャス・アレキサンダー/サンダー)かな。さらにはルカ(ドンチッチ/マーベリックス)もいるしね。ピストンズにはケイド・カニングハムがいる。彼も悪くない。何を言っているか分かるかい? 毎晩大変ってことだよ」