昨季フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)でプレイしたバディ・ヒールドが、ゴールデンステイト・ウォリアーズと2年2100万ドルが保証された契約に合意したようだ。『ESPN』が報じている。 関係者によると、ヒールドの契約は2024-25シーズンと2025-26シーズンに計1800万ドル、2026-27シーズンに300万ドルの部分保証があり、4年目は保証のないプレイヤーオプションとなっているという。ウォリアーズはクレイ・トンプソンとのサイン&トレードでダラス・マーベリックスから受け取った2031年のドラフト2巡目指名権をシクサーズに送るようだ。 昨季はシクサーズとインディアナ・ペイサーズでプレイしたヒールドは、リーグ最多の84試合に出場。平均25.7分プレイして、12.1点、3.2リバウンド、2.8アシストをマークした。 ヒールドはキャリア通算で40%の3ポイント成功率を記録しており、トンプソンの後釜としての活躍が期待されている。また、『ClutchPoints』によると、過去5シーズンで最も3ポイントを決めたのが1322本のヒールドで、2位が新たにチームメイトとなるステフィン・カリー(1264)だったという。 また、13シーズンにわたってチームを支えてきたトンプソンを失ったウォリアーズだが、今オフはディアンソニー・メルトンやカイル・アンダーソンなど攻守で多様性をもたらすことができそうな人材を補強している。