昨季までロサンゼルス・クリッパーズでプレイしていたポール・ジョージが、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)と4年2億1200万ドルのMAX契約で合意したようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者らが自身のSNSで報じている。情報筋によると、契約最終シーズンとなる2027-28シーズンはプレイヤーオプションとなっているようだ。 ジョージとエージェントは、ロサンゼルスでシクサーズのジョシュ・ハリス・オーナーグループ代表、ダリル・モーリー球団社長、エルトン・ブランドGM(ジェネラルマネージャー)、さらにはOBのジュリアス・アービングを含むチームの面々と会談したという。そのなかには、ジョージがインディアナ・ペイサーズ在籍時からの友人である、シクサーズ・フロントの重役ピーター・ディンウィディもいたようだ。 さらにシクサーズは、ケリー・ウーブレイJr.を2年1630万ドルで引き留め、エリック・ゴードン(前フェニックス・サンズ)、アンドレ・ドラモンド(前シカゴ・ブルズ)と2人のベテランをFAで獲得したと報じられている。 シクサーズはジョエル・エンビード、タイリース・マクシーと2人のオールスターを擁している。昨季はエンビードの負傷離脱が響いてイースト7位の47勝35敗にとどまり、プレイオフでも1回戦でニューヨーク・ニックスに敗れていた。今回の大型補強で、来季の上位進出が期待される。