日本時間5月24日(現地23日)、クリーブランド・キャバリアーズはJB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)を解任したと発表した。45歳のビッカースタッフは昨季と今季で合計99勝をマークし、今季は6シーズンぶりとなるプレイオフ・カンファレンス準決勝に進出。しかしチームは、さらなる高みを目指すために袂を分かつ事を決めたようだ。 2020年に暫定コーチとなったビッカースタッフは、5シーズンで170勝159敗(.517)を記録。今季は48勝34敗をマークし、イーストの第4シードとしてプレイオフに出場していた。 『ESPN Stats & Information』によると、今季はドノバン・ミッチェル、ダリアス・ガーランド、ジャレット・アレン、エバン・モーブリーの4人が同時出場した際のディフェンシブ・レーティングはリーグ7位だったが、怪我の影響もあって28試合でしかそのラインナップは実現しなかった。 なお、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、ブルックリン・ネッツ時代にアレンやキャリス・ルバートとともにブルックリン・ネッツのプレイオフ出場に貢献し、現在はゴールデンステイト・ウォリアーズのアシスタントコーチを務めるケニー・アトキンスACが注目されていると報じている。