日本時間5月10日(現地9日)、フェニックス・サンズはフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)を解雇したと発表した。サンズは今季49勝を挙げていたものの、プレイオフではミネソタ・ティンバーウルブズに1回戦負けを喫していた。 『ESPN』によると、ボーゲルの後任候補としてミルウォーキー・バックス元HCのマイク・ブーデンホルザーが挙がっており、交渉はスムーズに進むだろうと見られているという。またブーデンホルザー側も、ヘッドコーチ復帰のためコーチングスタッフを集めようとしているようだ。 サンズのジェームズ・ジョーンズGM(ジェネラルマネージャー)は、「記者会見で述べたように、自分とジョシュ・バーテルスタインCEO、そしてオーナーシップを含むチームの首脳陣は、どのような変化が必要かを判断するため、バスケットボールの運営全体に目を向けるつもりだ」と説明。そのなかで、「チームには別のヘッドコーチが必要だという結論に達した。フランクのハードワークとコミットメントには感謝している」と、新たな指揮官の下でチームを再出発させる意思を明らかにした。 ボーゲルは2023年6月に5年3100万ドルの契約を結んでサンズ入り。今季が就任1年目だった。これまでロサンゼルス・レイカーズ、オーランド・マジック、インディアナ・ペイサーズでHCを務めており、キャリア通算では479勝422敗を記録している。