オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーは、ライジングスターから正真正銘のリーグを代表する顔の1人に成長した。近々、シクネチャーシューズを手にする可能性があるという。 2018年ドラフト全体11位指名のギルジャス・アレクサンダーは3年目の20-21シーズンに平均20得点台に乗せると、平均31.4得点を挙げた昨季はオールスターに初出場するとともに、自身初のオールNBA1stチームにも選出された。 NBA6年目の今季もここまで73試合中70試合に出場して平均30.4得点(リーグ3位)、5.6リバウンド、6.3アシスト、2.1スティール(同1位)、フィールドゴール成功率54.0%、3ポイント成功率36.7%と目覚ましい活躍。2年連続でのオールスター出場はもちろんのこと、サンダー自体も51勝22敗でウェスト2位につける。第1シードを獲得すれば、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)とラッセル・ウェストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)が在籍した2012-13シーズン以来の快挙だ。 そんな25歳のギルジャス・アレクサンダーは、シグネチャーシューズを受け取るのも時間の問題だと、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えた。 「業界筋によれば、彼はシグネチャーシューズ契約を結ぶ次のスターだと聞いている。興味を示している企業が数社あるようだ。彼はシグネチャーシューズの契約を得るだろう」 ギルジャス・アレクサンダーは2020年からコンバースと契約しており、同ブランドの顔的存在。今年2月にはスニーカー『コンバース・ウェポン』のキャンペーンで主演を務めた。 パリのメンズファッションウィークでランウェイを歩き、2022年には『GQ』の「Most Stylish Man of the Year」に選ばれたギルジャス・アレクサンダー。今年9月にコンバースとの契約は切れるとされるなかで、新たなサプライヤーの座は“争奪戦”となる可能性が高いようだ。 サンダー所属選手でシグネチャーシューズがあった選手は、デュラント(ナイキ)、ポール・ジョージ(ナイキ/ロサンザルス・クリッパーズ)、ジェームズ・ハーデン(アディダス/クリッパーズ)、ラッセル・ウェストブルック(ジョーダン・ブランド/クリッパーズ)、カーメロ・アンソニー(ジョーダン・ブランド)、クリス・ポール(ジョーダン・ブランド/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)らがいる。現ロースターでは、2020年から中国ブランドのAntaと契約しているゴードン・ヘイワードに続いて2人目となるが、果たしてどのブランドからシグネチャーシューズが出されることになるだろうか。