日本時間2月28日(現地27日)、デトロイト・ピストンズは敵地でシカゴ・ブルズと対戦し、105-95で勝利した。これで9勝49敗となり、ワシントン・ウィザーズの戦績に並んだことで単独最下位からついに脱した。 前日のニューヨーク・ニックス戦では最終盤で誤審に泣いたピストンズだったが、決して集中力を切らすことはなかった。ケイド・カニングハムはゲームハイの26点、5リバウンド、5アシスト、1ブロックとオールラウンドに活躍。試合後、「すごくいい気分だ。昨日は感傷的な1日だった。今朝もまだ少し引きずっていたけど、もう終わったこと。今日の試合は自分たちにとってとても大きな試合だった」と振り返った。 ピストンズは僅差だった第4クォーター中盤、12-2のランで一気に点差を広げた。カニングハム以外にも、途中出場のシモーネ・フォンテッキオがキャリアハイとなる5本の3ポイントを沈めてトータル17点をマーク。ジェイデン・アイビーも15点と続き、対ブルズ直近18試合で2勝目を挙げたチームを後押しした。 敗れたブルズはデマー・デローザンと二コラ・ブーチェビッチが揃って25点を挙げたものの、3ポイントが不発に終わった。アレックス・カルーソ、アヨ・ドスンム、コービー・ホワイトがそれぞれ5本すべてを外し、チーム全体でも29本中わずか2本しか決められず。『ESPN』によると、25本以上の試投数があったケースでは歴代でも2番目に悪い成功率(6.9%)だという。