ゴールデンステイト・ウォリアーズは日本時間2月11日(現地10日)、本拠地チェイス・センターで行われたフェニックス・サンズ戦で113-112と勝利して4連勝。昨年12月26日(同25日)以来となる勝率5割に戻した。劇的な決勝弾を決めたステフィン・カリーを、かつての同僚であるケビン・デュラントが称えている。『NBC Sports Bay Area』のマイケル・ワガマン記者が伝えた。 試合は2点ビハインドの第4クォーター残り2.1秒、ドラマが生まれる。ウォリアーズはブランディン・ポジェムスキーからスローインを受けたカリーが約33フィート(約10m)の距離から反転して決勝3ポイントを沈め、劇的な逆転勝利を飾った。 昨年12月に乱闘騒ぎがあったウォリアーズのドレイモンド・グリーンとサンズのユスフ・ヌルキッチの因縁が再び勃発した一方で、かつて2016~18年にウォリアーズで一緒にプレイして優勝の味を分かち合ったカリーとデュラントも、お互いにエースとしてチームを牽引。第3クォーター残り4分1秒にはカリーがデュラントの上からステップバック3ポイントを沈める場面もあった。 最終的にカリーが両チームトップの30得点(フィールドゴール10/22、3ポイント9/16、フリースロー1/2)、9リバウンド、6アシスト。対するデュラントも25得点(フィールドゴール10/25、3ポイント2/8、フリースロー2/2)、10リバウンド、7アシスト、1スティール、2ブロックを挙げた。 カリーは決勝3ポイントについて、「シュートを撃つために筋肉が覚えていた動きだ。幸いにも上手くいった」と身体に染みついた動きだったと説明。デュラントは試合後、「彼のポジションでは史上最高。(全体で見た)歴代でもトップ5だ」と、同じ1988年生まれのカリーを称えていた。