ロサンゼルス・レイカーズは、日本時間1月20日に行われたホームでのブルックリン・ネッツ戦で112-130と逆転負けを喫し、21勝22敗と再び借金生活に突入した。チームの指揮を執るダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は、「言い訳はできない」と反省の弁を述べている。 2連勝で勝率5割に復帰したレイカーズは、39歳レブロン・ジェームズがダンクやディープ3ポイントで観客を沸かすなど、前半は試合を優位に進める。しかし、第3クォーター残り8分9秒に74-76とリードを許すと、最大23得点差を付けられて大差で敗れた。 アンソニー・デイビスが26得点、12リバウンド、6アシスト、3スティール、2ブロック、ジェームズが24得点、11リバウンド、5アシスト、ディアンジェロ・ラッセルが20得点、7アシストを記録したが、第4クォーターのフィールドゴール成功率は29%と低迷したのが響いたうえ、33得点のキャム・トーマスを筆頭にネッツの7選手に二桁得点を許した。 昨年12月にインシーズン・トーナメントの初代王者に輝いて以降、波の激しい戦いが続くなか、ハムHCは後半に失速してしまった理由について見解を述べる。 「相手のランで我々はバラバラになってしまった。シュートを決められ、ペースダウンし、ボールを持ちすぎ、判断力が鈍った。前半と後半で全く違う内容になった。前半は我々が目指している内容で、直近の2連勝から生まれたものだった。後半は一貫性のなさが響いた。自分たちを哀れんだり、言い訳はできない。前半と後半、どちらのチームになるかを自分たちが決めるだけだ」 レイカーズは現在ウェストの10位。プレイオフ進出に向けては、勝率5割を大きく下回るわけにはいかないだろう。