NBAがペイサーズ対セルティックス戦で誤審があったとの見解を示す

日本時間1月10日(現地9日)、NBAは前日に行なわれたボストン・セルティックス対インディアナ・ペイサーズ戦で誤審があったとの見解を示した。 NBAが発表しているL2Mレポート(Last Two Minute Report。第4クォーター最後の2分時点で3点差以内だった場合に発生したレフェリーのコールとポゼッションの結果に関連するプレイに対するリーグの評価)では、131-131と同点だった第4クォーター残り0.6秒でペイサーズのベネディクト・マサリンが放った3ポイントに対して、ブロックに飛んだクリスタプス・ポルジンギスがファウルとコールされたジャッジが誤りだったとしている。その後フリースローを得たマサリンは3本中2本沈め、ペイサーズが勝利している。 レポートには、ポルジンギスはボールの上から正しくブロックしており、「ブロックと同時に偶然腕が触れた」とまとめられている。レフェリーは試合終了前にファウルコールがあったかをレビューしていたため、腕が触れたか否かは審議対象外だったという。 なお、このプレイの直前には、シュートを狙ったセルティックスのジェイレン・ブラウンがペイサーズのバディ・ヒールドからファウルを受けたというコールがあったものの、チャレンジの結果判定が覆っていた。 レポートには、「ルールブックで明確に記載されているように、単に接触が起きたという事実だけでファウルが成立するとは限らない。ボールを奪おうとする行為、ルーズボールに手を伸ばす行為、通常のディフェンスやオフェンスの動きに付随する接触は、反則とはみなされない」と記載されている。 試合後、セルティックスのジェイレン・ブラウンは「明らかに頭を叩かれたし調査が必要だと思う」とコメントするなど、不満を隠さなかった。

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