日本時間11月2日(現地1日)、ロサンゼルス・クリッパーズはフィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)からジェームズ・ハーデンとPJ・タッカーを獲得したと発表した。クリッパーズとシクサーズに加えて、オクラホマシティ・サンダーも絡んだ3チーム間のトレードとなった。トレードの詳細は以下の通り。 ■クリッパーズ獲得 ジェームズ・ハーデン(←シクサーズ) PJ・タッカー(←シクサーズ) フィリップ・ペトゥルセフ(←シクサーズ) ■シクサーズ獲得 マーカス・モリス(←クリッパーズ) 二コラ・バトゥーム(←クリッパーズ) ロバート・コビントン(←クリッパーズ) ケニオン・マーティンJr.(←クリッパーズ) 2026年のサンダーのドラフト1巡目指名権(サンダーが保有する同年3つのドラフト1巡目指名権で最も順位が低いもの) 2028年のクリッパーズのドラフト1巡目指名権 2029年のクリッパーズとのドラフト1巡目指名権交換権(プロテクションあり) 2024年と2029年のドラフト2巡目指名権 金銭 ■サンダー獲得 2027年のクリッパーズとのドラフト指名権交換権 金銭 クリッパーズのバスケットボール運営部代表を務めるローレンス・フランクは、「ジェームズはNBAで最も多彩で、有能なプレイメイカーの1人だ。サイズとビジョンを活かして、自分とチームメイトのために好機を作り出す並外れた能力を持っている。カワイ(レナード)、ポール(ジョージ)、ラス(ラッセル・ウェストブルック)、ジェームズの4人が揃うことを楽しみにしている」とコメントしている。 また、タッカーについても「我々は長い愛間、PJのタフさとフィジカルを称賛してきた。毎晩すべてのポジションを守っている。彼がフロントコートを強化して、ロッカールームにも溶け込んでくれると信じている」と期待を寄せた。 なお、クリッパーズはロスターに空きをつくるため、今回のトレードで獲得したペトゥルセフを金銭と共にサクラメント・キングスへ放出すると『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。