レブロン・ジェームズ、古巣ヒートとファイナルで激突も「特別な意味はない」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズにとって、今年のNBAファイナルで激突するマイアミ・ヒートは古巣となる。ただ、ジェームズはそこに特別な意識はないとした。 2010-11シーズンにジェームズは、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュとの“スリーキングス”をヒートで結成し、初年度から4シーズン連続でファイナル出場、2度のNBA制覇と一時代を築いた。しかし、2014年夏にフリーエージェントになると、ジェームズはヒートを離れ、地元でもあり、NBAデビューを飾ったクリーブランド・キャバリアーズへ復帰したのだった。 ジェームズは試合前日となる9月29日(日本時間10月1日)に行われた記者会見で、古巣と対決することについてこのように語っている。

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「誰を相手にしても、チャンピオンシップで勝利すること以外の特別な意味はない。ファイナルに進出すること自体が本当に難しい。そして、ファイナルで勝つことができれば、対戦相手が誰かは関係ないことだ。自分自身だけでなく、ファン、チーム、チームメイト、コーチングスタッフ、トレーニングスタッフなどを代表し、この機会を得られてハッピーだ」 古巣との対戦に感情はないとしたジェームズだが、ヒートのパット・ライリー球団代表は特別な想いを抱いているかもしれない。『Sporting News』のジョーダン・グリーア記者は、ジェームズ移籍について語ったライリー球団社長の過去のコメントを次のように紹介している。 「レブロンが去ったことにとても怒っていたけど、それは個人的な思いだからね。彼を批判することはない。ただ、王朝と呼べるチームを欲していたから、私とフランチャイズにとって悲しい日だった。私は10年間で8度はファイナルにいけるかもしれないチームを、この都市に作りたかったんだ。だけど、彼に対して恨みは何もない」 ジェームズが自身4度目のチャンピオンリングを獲得するのか、それともヒートがジェームズ移籍以降では初のリーグ制覇を果たすのか。注目のNBAファイナルは、9月30日(同10月1日)より開幕している。

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