バッシュで紐解くNBAヒストリー / vol.7:トニー・パーカー&『Tony Parker 1』【木村タカヒロ】

12月6日(金)に原宿クエストホールで開催されるファンイベント「NBA Rakuten GRAND EXPERIENCE Public Viewing Party with Tony Parker」に、昨季限りで引退したトニー・パーカーが出演することが発表されました。このイベントでは、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズの一戦を、来場者とともに観戦する予定です。

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フランス出身のパーカーは2001年から2018年までサンアントニオ・スパーズでプレイし、4度NBAチャンピオン (2003、05、07、14)に輝いています。なお、07年にはアメリカ国籍を持たない選手としては初めてのファイナルMVPを獲得している、文字通り“レジェンド”なのです。 現役最後の2018-19シーズンはシャーロット・ホーネッツでプレイし、2019年6月10日に現役引退を発表。18年にわたるNBAキャリアを終えました。引退後、古巣スパーズがパーカーの背番号9を永久欠番とし、今年11月11日にセレモニーが開催されたのも記憶に新しいです。

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今回紹介するモデルは、そんなパーカーの足元を支えていた1足、中国ブランド「PEAK」からリリースされたシグネチャーモデル第1弾です。プロ入り当初、パーカーはナイキと契約しており、『NIKE HUARACHE 09 SUPREME』や『NIKE ZOOM FLIP’N SUPREME』などに自身のオリジナルロゴをあしらった、特注モデルを着用していました。さらには、パーカーをフィーチャーしたオールホワイトの『NIKE DUNK』がフランス限定で発売されるなど、パーカーとNIKEの関係は良好に見えました。 しかし2013年、当時メジャーなNBAプレイヤーが誰もいなかった「PEAK」と突如契約を結びます。中国製シューズの性能を疑問視する声も多数聞かれるなか、パーカーは翌2014年にそのシューズを着用して自身4つ目のチャンピオンリングを獲得。2016年には、新たにPEAKと5年間の契約延長を締決しています。 現在、メーカーの公式サイトを見ると7代目のモデルが制作されているのが確認できます。契約満了まであと2年、あと何足のパーカーモデルを見ることができるのか、楽しみですね。

12月に来日するトニー・パーカー。何のシューズを着用しているのか足元にも注目!

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木村タカヒロ:スポーツ、バラエティ番組の構成作家。テレビ東京のスポーツニュース「SPORTSウォッチャー」や、「ロンドン五輪」「MASTERS」「ワールドカップバレー」など、様々なスポーツ中継に携わる。中学~高校時代はバスケ部に所属。

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