日本人として史上初めてドラフト1巡目指名を受け、NBA1年目のシーズンに挑んでいる八村塁(ワシントン・ウィザーズ)。日本中、いや世界中から注目され大きなプレッシャーがかかっている中、11月11日現在(現地時間)で8試合すべてに先発出場し、平均28.5分に出場(チーム3位)、13.6点(同3位)、6.1リバウンド(同2位)、フィールドゴール数12.5(同2位)と、チームの主力選手と言っても過言ではない活躍を披露しています。 そんな八村の足元を支えているのが、『AIR JORDAN 34(エア・ジョーダン34)』です。 『AIR JORDAN 11』などを手がけたジョーダンブランドのフットウエア担当ヴァイスプレジデントのジェントリー・ハンフリーは、「『AIR JORDAN 34』には独自の新しいイノベーションを搭載しています。さまざまなゲームの歴史を変えてきたマイケル・ジョーダンのシグネチャーラインは、新しい世代のアスリートたちにも受け継いでもらいたいです」とコメントしています。 不要な素材を全て取り除き、アスリートに必要とされるものだけを取り入れたというこのシューズは、ジョーダンブランドが制作したシューズの中でも最も軽いシューズの一つとなりました。(27cmで約370g) この最先端のテクノロジーが詰まったシューズに八村は、「『AIR JORDAN 34』は、私が未来のバスケットボールシューズはこうなるだろうと思っていたシューズそのものです」と喜びの声を上げていました。 余談ですが、先日アメリカの放送局「ESPN」が八村のバッシュ契約を巡る各メーカーの争いに、日本のメーカーであるアシックスとミズノも参戦していたことを明らかにしました。特にミズノは八村が高校時代に着用していたこともあり、代理人のジェイソン・ランヌ氏によると「本当に素晴らしいプレゼンテーションだった」そうです。将来もしも八村のシグネチャーモデルが出るとしたらどこのメーカーになるのか? 今から楽しみです。
木村タカヒロ:スポーツ、バラエティ番組の構成作家。テレビ東京のスポーツニュース「SPORTSウォッチャー」や、「ロンドン五輪」「MASTERS」「ワールドカップバレー」など、様々なスポーツ中継に携わる。中学~高校時代はバスケ部に所属。