日本時間5月13日(現地12日)、ボストン・セルティックスはクリーブランド・キャバリアーズと対戦し、94-102で敗れた。この敗戦でイースト7位以下が確定し、プレイオフ出場最後の2枠を争うプレイイン・トーナメントに参戦することが決定した。 イースト3位(48勝24敗)でプレイオフに臨んだ昨季から、今季は怪我や新型コロナウイルス感染の影響も受けて大きく順位を落とすことになったセルティックス。開幕前の期待を裏切る順位となったが、チームを牽引するエースのジェイソン・テイタムは、今季の苦戦はさらに成長するための過程であると語った。セルティックス公式サイトのテイラー・スノー記者が、キャバリアーズ戦後のコメントを伝えてる。 「これは僕にとって成長するためのものだ。新しいチャレンジのなかで学んでいく。もちろん完璧には進まない。ただ、チームを助けるためにベストを尽くしている。目標に届かなかった今回のよう状況では、自分に何ができたかを考えるんだ。もっと上手くできたことが間違いなくあった。フィルムなどを見て、チームと自分の将来のためによりいい選手になるよ」 4年目の今季テイタムは63試合で、いずれもキャリアハイとなる平均26.4得点、7.3リバウンド、4.3アシストを記録。しかし、シーズン途中にコロナに感染し、その後遺症にも悩まされるなど波の激しいシーズンを送った。 プレイイン・トーナメントは、怪我で今季絶望となったセカンドスコアラーのジェイレン・ブラウンなしで戦うことになるため、テイタムにはより一層のプレッシャーがかかる。23歳の若きエースがシーズン中の苦戦から学び、チームをプレイオフへと導けるか注目となる。