12月2日(日本時間3日)、NBAが選手たちを対象に行った新型コロナウイルスの最新検査結果を発表した。 検査は、12月1日(同2日)のトレーニングキャンプ開始に向けてそれぞれのチームの本拠に帰還した合計546人に対し、11月24〜30日にかけて実施。その結果として合計48人から陽性反応が出たと発表されている。 選手名等の詳細な情報は明らかになっていないが、ゴールデンステイト・ウォリアーズとワシントン・ウィザーズは、チームから2名陽性反応者が出ているとそれぞれ発表している。 先週各チームに配布されたという安全衛生に関するプロトコルガイドによれば、無症状であっても、陽性反応が出た選手は10日間隔離され、さらに2日間の個別トレーニングで経過観察を行う事になる。 また、陽性反応が出た選手たちが復帰するには、最初の陽性反応が確認された検査日ないしは発症日から10日以上が経過するか、24時間間隔に採取されたサンプルで少なくとも2回連続で陰性のPCR検査結果が必要になる。 NBAは昨季、新型コロナ感染拡大の影響により4か月以上の中断期間を設けた。しかし、2020-21シーズンは集団感染に至らない少数、あるいは「想定内の数」である場合は、シーズンの一時中断やキャンセルをせずに続行するとしている。