ニューヨーク・ニックスは、9月23日(日本時間24日)よりトム・シボドー新HC(ヘッドコーチ)の下でチームトレーニングを開始している。 キャンプ2週目を迎えたシボドーHCは、9月29日(同30日)の記者会見で、正式なチーム練習が開始される数日前からコーチ陣と個別ワークアウトに励んでいたジュリアス・ランドルを称賛した。『SNY』のイアン・べグリー記者がその内容を以下のように紹介している。
「彼はプロ中のプロ。状態も素晴らしく良いよ。彼は勤勉で、コーチ陣の要求にも忠実に応えている。彼がそのようなリーダーシップを持っていることは私たちのチームにとって重要だ。(来季好成績を残すためには)チーム全体が一貫していること、また、全員が向上したいという意欲を持つ必要がある。この3、4週間で彼はそれを示してくれた」 昨年オフにニックスへ加入したランドルは、今季チームの得点源として64試合に出場し、平均19.5得点、9.7リバウンド、3.1アシストを記録。しかし、チームの成績は振るわず、ランドルはファンの批判の対象となることも多かった。 ニックスは今季、開幕4勝18敗と幸先の悪いスタートを切ると、早々にデイビッド・フィズデールHCを解任。その後はマイク・ミラーAC(アシスタントコーチ)が暫定でHCを務めていたが、最終的にイースタン・カンファレンス12位の21勝45敗でシーズンを終えている。 ランドルを筆頭に、RJ・バレット、ミッチェル・ロビンソンなど期待される若手たちは、チームの再建を託されたシボドーHCの下、飛躍を遂げることができるか。