デンバー・ナゲッツは9月24日(日本時間25日)に行われたロサンゼルス・レイカーズとのカンファレンス決勝第4戦に108-114で敗れ、シリーズ1勝3敗とあとがなくなった。 ただ、リーグ史上初となるプレイオフ1回戦、カンファレンス準決勝と1勝3敗から2シリーズ連続で勝ち上がってきただけに、マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)はまだ望みを捨てていない。『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者が会見のコメントを紹介している。 「人々は私たちがこの状況を望んでいたと思っているかも知れないが、そんなことはまったくない。どちらかと言えば、3勝1敗で勝ち越している状況を望んでいた。私たちはこれまでもあとがない状況を経験してきたが、チームは途方もない回復力とグリット(やり抜く力)を示し、ピンチを切り抜けてきた。だから、(レイカーズとのカンファレンス決勝)第5戦でも同じ戦いを見せてくれることは間違いない。上手くいけば、このシリーズを存続させることができる」 第4戦ではエースのジャマール・マレーがチーム最多の32得点、8アシストをマーク。試合終盤にマッチアップしたレイカーズのレブロン・ジェームズは、23歳のスコアラーが見せるパフォーマンスを称賛している。 「ナゲッツにとって重要な試合でジャマール(マレー)は乗っていた。あの子は特別だよ。多様なシュートオプションを兼ね備えている。彼の3ポイント、ミドルレンジ、ペイントエリアでのシュート力はどれも僕らにとって脅威となった」 勝負のカンファレンス決勝第5戦は9月26日(同27日)に開催予定。ナゲッツは再び1勝3敗の瀬戸際から3連勝し、フランチャイズ史上初のNBAファイナル進出を果たせるだろうか。