バスケットボール殿堂は日本時間2月18日(現地17日)、2023年の殿堂入りファイナリスト(最終候補者)を発表した。選手6人、コーチ6人の計12人が名を連ねており、NBA関係者ではダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)らが含まれている。 ファイナリストは今週末のソルトレイクシティでのオールスターフェスティバルの一環として発表。今後、4月2日(同1日)にヒューストンで開催されるNCAAファイナル4で2023年の殿堂入りした人物が発表され、8月12日(同11日)にスプリングフィールドで授与式が開催される。 今回ファイナリスト入りした人物は以下の通り。 ゲイリー・ブレア(元テキサス大HC) マリアン・ワシントン(元カンザス大HC) ジーン・ベス(元スリー・リバース・コミュニティ大HC) デイビッド・ヒクソン(元アマースト大HC) ジーン・キーディ(元パデュー大HC) グレッグ・ポポビッチ(サンアントニオ・スパーズHC) ジェニファー・アッジ(選手/元NBAユタ・スターズほか) ベッキー・ハモン(選手/元WNBAニューヨーク・リバティほか) パウ・ガソル(選手/元メンフィス・グリズリーズほか) ダーク・ノビツキー(選手/元ダラス・マーベリックス) トニー・パーカー(選手/元サンアントニオ・スパーズほか) ドウェイン・ウェイド(選手/元マイアミ・ヒートほか) ドイツ出身のノビツキーは現役時代21年間をダラス・マーベリックス一筋で過ごし、歴代6位となる通算3万1560得点をマーク。2011年にはフランチャイズ史上初優勝をもたらすとともに、ファイナルMVPに輝いた。フランス出身のパーカーは、サンアントニオ・スパーズでティム・ダンカン、マヌ・ジノビリとともにビッグ3を形成し、計4個のチャンピオンリングを獲得した。ウェイドも2006年にシャキール・オニールと、12・13年にはレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、クリス・ボッシュとタイトル獲得の喜びを分かち合い、ドライブを得意とするスコアラーとして鳴らした。