ジョン・ウォールがロケッツとバイアウトで合意と報道 新天地はクリッパーズが濃厚

ヒューストン・ロケッツのジョン・ウォールが、チームからバイアウトされることで合意した。『ESPN』と『The Athletic』が報じている。また、情報によれば、フリーエージェントになるウォールは、ロサンゼルス・クリッパーズに加入するという。 先日、4740万ドルという来季の契約にオプトインしたばかりのウォールだが、そのうちの650万ドルを放棄してフリーエージェントになるようだ。なお、放棄した契約金は、クリッパーズとの新たな契約で取り戻せると見られている。 ウォールは2020年12月、ラッセル・ウェストブルックとのトレードでワシントン・ウィザーズからロケッツに入団。アキレス断裂で直前のシーズンを全休していたが、新天地で40試合に先発出場し、平均20.6点、6.9アシストとオールスター級のスタッツを記録した。しかし2021-22シーズン開幕前に、再建を推し進めるチームとの間で自身をトレードすることに合意。しかし、取引先が見つからず、1試合も出場しないままシーズンを終えていた。 ウォールの移籍先になると見られているクリッパーズは、大黒柱のカワイ・レナードが怪我で昨季を全休。また、第2の得点源であるポール・ジョージも31試合の出場にとどまったが、42勝40敗と奮闘してウェスト9位でプレイイン・トーナメントに参戦している。プレイオフ出場こそ叶わなかったが、総合力の高さを示した。 ブランクはあるが実績十分のウォールが、レナードやジョージと上手くフィットすれば、来季のクリッパーズは王者ゴールデンステイト・ウォリアーズの強力なライバルになるだろう。

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