シリーズ2連敗のマブズ、ジェイソン・キッドHCが偏重攻撃を悔恨「3ポイントに頼ると、3ポイントで死ぬ可能性がある」

ダラス・マーベリックスは、日本時間5月21日(現地20日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのカンファレンス決勝第2戦に117-126で敗れ、シリーズ2連敗を喫した。チームを率いるジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は、3ポイントに頼ったオフェンスを悔やんでいる。『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が伝えている。 敵地での第1戦を87-112で落としたマーベリックスは、最大19点差をつけるも、後半に45-68とウォリアーズに主導権を握られて悔しい逆転負け。相手にフィールドゴール46/82(56.1%)、3ポイント14/28(50.0%)、フリースロー20/25(80.0%)と高確率で決められた一方、自分たちの攻撃は3ポイント21/45(46.7%)、フィールドゴール78本中45本が3ポイント(占有率57.7%)と偏った内容となった。『ESPN』によれば、NBA史上プレイオフの敗れた試合で3番目に多い3ポイント成功数だったという。 キッドHCは第3クォーターに13得点、3ポイント2/13に終わったショットセレクションを問題視した。 「3ポイントに頼ると、3ポイントで死ぬ可能性がある。実際、我々は第3クォーターにたくさんの3ポイントを撃ち、2本しか決められなかった。オフェンスができている時はディフェンスをして、得点できない時はディフェンスができていない。これは今季の改善点なんだ」 42得点、5リバウンド、8アシスト、3スティールと奮闘したエースのドンチッチは、「僕たちはウォリアーズと同じようにペイント内で攻撃する必要があった」「ディフェンスが悪かった」と肩を落とし、5月23日(同22日)に行われる第3戦以降の巻き返しを誓っていた。

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