アトランタ・ホークスは日本時間4月23日(現地22日)に行われたマイアミ・ヒートとのプレイオフ1回戦第3戦を111-110で制し、今シリーズ初勝利を手にした。 プレイイン・トーナメントを経て第8シードでポストシーズンに進んだホークスは、トップシードのヒート相手にシリーズ2連敗スタート。レギュラーシーズンでリーグ4位の平均28.4得点を記録した大黒柱のヤングは、第1戦でわずか8得点(フィールドゴール1/12、3ポイント0/7、フリースロー6/7)に封じ込められていた。 第3戦はホークスがリードを奪ったが、第3クォーターに21連続得点を許して立場は逆転。最大16点差を追いかける展開となったなか、徐々に巻き返していき、1点ビハインドの第4クォーター残り4.4秒にヤングが自ら持ち込んで難易度の高い勝ち越しフローターを沈め、手に汗握る大接戦をモノにした。 『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者によれば、ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は「彼は簡単にやってみせたが、フルスピードで決めるのは簡単じゃない」とヤングの勝負強さに脱帽していた様子。ヤングは「シュートを撃つこと、決めることに疑いの余地はなかった」と語りつつ、「たった1試合。これを続けないといけない」と4月25日(現地24日)の第4戦以降に向けて気を引き締めていた。