日本時間11月22日(現地21日)、サクラメント・キングスのモンテ・マクネアGM(ジェネラルマネージャー)は、ルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)を解任しアルビン・ジェントリーAC(アシスタントコーチ)を暫定HCに昇格させると発表した。キングスは直近8試合で7敗と負けが込んでおり、6勝11敗でウェストの12位に落ち込んでいた。 マクネアGMは、「ここまでのシーズンの出来を徹底的に検証した結果、ヘッドコーチのポジションに変更を加えることにした。ルークの努力とチームへの貢献に感謝したいと思う」とコメントしている。 2003年から2012年までロサンゼルス・レイカーズとクリーブランド・キャバリアーズでプレイしたウォルトンは、引退前の2011年、ロックアウト期間中にメンフィス大のアシスタントコーチを務めるなど、いち早くコーチとしてのキャリアをスタートさせた。引退後はDリーグ(現Gリーグ)での育成コーチ、ゴールデンステイト・ウォリアーズでのACを経て、2016年に古巣レイカーズでHCに就任。2019年4月からキングスを率いていた。キングスでは68勝93敗(勝率42.2%)という成績を残している。 暫定HCとなったジェントリーは豊富な指導歴があり、1995年にマイアミ・ヒート、1997年から2000年までデトロイト・ピストンズ、2000年から2003年までロサンゼルス・クリッパーズ、2008年から2013年までフェニックス・サンズ、2015年から2020年までニューオーリンズ・ペリカンズを指揮してきた。通算では510勝595敗(勝率46.2%)という戦績を記録している。