ブルックリン・ネッツは、日本時間10月9日(現地8日)に行われたプレシーズンのミルウォキー・バックス戦に119-115で勝利した。エースのケビン・デュラントは、チームへの手ごたえを語っている。『yahoo! sports』のアジャイ・ブラウン記者が伝えた。 司令塔カイリー・アービングが新型コロナウイルスのワクチン未接種問題で渦中にあるネッツは、デュラントとジェームズ・ハーデンが今季プレシーズン初出場。ハーデンは8得点、4アシストにとどまったが、デュラントがチームトップの18得点、6リバウンドを記録し、ヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーのビッグ3を欠いた昨季王者バックスを破った。 ネッツは今オフ、ラマーカス・オルドリッジが現役復帰し、無制限FA(フリーエージェント)でポール・ミルサップ、パティ・ミルズらを獲得。大型補強を敢行したロサンゼルス・レイカーズと並ぶ巨大戦力と誇る。デュラントはバックス戦で、ミルズ、デアンドレ・ベンブリー、ジェボン・カーターの新戦力組と初めて試合で一緒にプレイしたが、感触は悪くなかったようだ。 「俺たちはお互いにフィットしていると思う。補完し合っている。パティ、DB、復帰したラマーカス(オルドリッジ)、ポール(ミルサップ)でさえもね。バスケットボールIQが高く、セルフィッシュでなければ、チームメイトをケアし、すべてを機能させられる」 アービングがホームゲームに出場できない可能性はまだ懸念材料として残るが、サポーティングキャストの充実はデュラントの大きな力になるだろう。