怪我に苦しみ、1回戦で早々にプレイオフから姿を消した昨季王者ロサンゼルス・レイカーズ。想定より早く休暇に突入することになったが、それでもレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2人は東京五輪に出場しない可能性が高いという。『The Athletic』のジョー・バードン記者が報じている。 「フェニックス・サンズに6試合で敗れ、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスはバケーションに入った。しかし、彼らに近しい関係者の情報によれば、怪我によりひどいシーズンを過ごした2人がチームUSAでプレイすることはないと予想されている」 今季ジェームズは怪我でレギュラーシーズン72試合中27試合を、デイビスはプレイオフを含め37試合を欠場。コンディションが整わず不完全燃焼だっただけに、今夏は来季に向けて体を休ませることに専念することになりそうだ。 その一方で、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)の五輪参加はまだ可能性が残されていると、バードン記者は伝えている。 「情報ではカリーが自身初の金メダル獲得を目指す確率は五分五分。リラードはプレイすることに強い関心を持っているようだが、最終的な判断はまだ下していない」 フランス代表との初戦が日本時間7月25日に組まれているアメリカ代表にとって、最長で7月23日(現地22日)まで開催されるポストシーズンの結果もメンバー選考に影響することが予想される。そのなかで、最終的にどのような選手が日本に上陸するのか注目となる。