ロサンゼルス・レイカーズはプレイオフ1回戦でフェニックス・サンズに敗れて、狙っていた2連覇には手が届かなかった。 主力の怪我の影響もあり想定よりも早い敗退となったが、ロブ・ペリンカGMは来季も優勝を目指し、現在のコアメンバーを維持することを示唆した。シーズン最後のメディア取材での内容を、『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者が伝えている。 「設定したゴールに辿り着けなかったときは、さらにやる気を出さなければいけない。熱意を燃やす燃料とする。目標に届かなかったことは我々のモチベーションになる。その場所に戻るために努力をし、強力なロスターで来季のトレーニングキャンプを迎えたい」 今季はレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板が多くの試合を怪我で欠場し、力を発揮しきれなかったレイカーズ。しかし、ペリンカGMは「予期せぬ事態が起きなければ、我々はチャンピオンになる力量を持っていたと思う。だから(オフの)目標はコアグループを維持することだ」と戦力的には優勝に値するチームだったと語った。 来るオフシーズンでは、プレイヤーオプションを保有するモントレズ・ハレルを含めれば最大9選手がフリーエージェントとなる。そのうちの1人で去就が注目されるあるアンドレ・ドラモンドについては、「彼のリバウンド力、リムプロテクト力、そしてペイント内でのサイズと身体能力は、チームにとって必要」と、残留させることを示唆したペリンカGM。今夏はどのような動きを見せるのか。