日本時間5月26日(現地25日)、ロサンゼルス・クリッパーズはダラス・マーベリックスとプレイオフ1回戦第2戦を戦い、121-127で敗れた。 ホームで2連敗を喫してシリーズ0勝2敗と劣勢に立たされるクリッパーズだが、ポール・ジョージは危機感を募らせつつも「心配はしていない」とここからの巻き返しを信じている。試合後のコメントを『Sports Illustrated』のファーボッド・エスナーシャリ記者が伝えている。 「僕らはこの難局を乗り越えなければいけない。それができなければ僕らは終わりだ。ただ、心配はしていないよ。自分たちのプレイをするだけだ。ディフェンスをしっかり機能させないといけない。ルカ(ドンチッチ)は得点を重ねるだろう。僕らは守備を改善し、他の選手を沈黙させないといけない」 ジョージが言うように、守備は最初の2試合においてクリッパーズの大きな課題となっている。2戦合計の被FG成功率は54.4%、被3ポイント成功率は50.0%と、マーベリックスのオフェンスを抑えられていない。 この状況にはエースであるカワイ・レナードも、「毎回シュートを決められるわけではないから、相手を止めなければいけない。相手にFGを58%、3ポイントは52%(第2戦でのマーベリックス成功率)という確率で決められてはダメだ」と警鐘を鳴らしている。 次戦は敵地開催と逆境に立たされるクリッパーズだが、拙守を改善してシリーズの流れを変えることはできるか。第3戦は29日(同28日)に行われる。