レブロン・ジェームズ、2018年ニックス移籍消滅の決め手は妻の意思 米記者が指摘「それがすべてを終わらせた」

NBA界の“キング”ことレブロン・ジェームズは、キャリア18年間でクリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、ロサンゼルス・レイカーズの3チームに所属してきた。2010年には完全FA(フリーエージェント)でヒートに移籍し、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュとの“スリーキングス”で優勝2回を果たした。18年にはレイカーズに加入し、昨季優勝したのは記憶に新しいが、当初新天地候補だったニューヨーク・ニックスに行かなかった“外的要因”にスポットライトが当てられている。 2010年当時、サラリーキャップに大きな空きがあり、大物スターの獲得を目論んでいたニックスが候補に挙がっていたのは有名な話。この時は会談で折り合いがつかずに夢に終わったが、18年の完全FA時にジェームズはニックスとのサインを計画していたという。 しかし、ポッドキャスト『Brian Windhorst & The Hoop Collective』で『Vanity Fair』のリサ・ロビンソン記者が語ったところによれば、最終的にレイカーズと契約した裏側には家族の存在があった。 「私たちはレブロンがニューヨークに来たいと聞いた。これに関しては非常に良い情報源があって、レブロンはニューヨークに来ることを考えていたけど、妻はロサンゼルス行きを望み、子供たちにロサンゼルスの学校に行ってほしいと思っていた。それがすべてを終わらせた」 妻のサバンナ・ジェームズさんが自身に加え、子供たちのことも考えてロサンゼルスを希望したことで、ニックス移籍の線は瞬く間に消滅したという。世界的大都市ニューヨークを拠点とし、“バスケットボールのメッカ”と言われるマディソンスクエア・ガーデンをホームアリーナとするニックスだが、レブロンにとっては家族に勝るものではなかったということだろう。

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