ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが絶好調だ。日本時間4月16日(現地15日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦で33点を挙げ、9戦連続の30点超えを達成。その間は平均38.2点と驚異のスタッツを叩き出している。 得意の3ポイントのタッチも良く、13日(同12日)のデンバー・ナゲッツ戦は10本、15日(同14日)のオクラホマシティ・サンダー戦は11本と2戦連続で2桁本数を沈めた。 サンダー戦では、同僚クレイ・トンプソンが保持する1試合での最多3ポイント記録(14本)更新に期待が懸かったが、大差で勝利したため29分の出場にとどまり新記録は生まれず。しかし、試合後のメディア取材で、記録更新を狙っているかと聞かれたカリーは、「もちろんだ」と意欲的な姿勢を示した。『Insider』のスコット・デイビス記者がそのコメントを伝えている。 「(トンプソンが記録を更新した)シカゴの一戦を覚えていたから、チームメイトと冗談を言っていたんだ。なんせ彼は3クォーターだけで達成したんだからね(出場26分)。彼が一つのクォーターだけで、37点を挙げた試合はもっとクレイジーだよ。僕は今日(1クォーターだけで)25点取って、無敵に感じていた。だけど彼はそれよりも12点も多く取っている。本当にすごいよね。それで14本の3ポイントだ。僕は今日11本だったけど、ミスする気がしなかった。手が届くと思っているよ」 カリーは12年目の今季、ここまで48試合で平均リーグ2位の平均30.7得点、5.5リバウンド、5.9アシスト、FG成功率48.9%、3ポイント成功率42.2%を記録している。3月に33歳となったが衰えは見せてない。 トンプソン以前の最多3ポイント記録保持者はカリーだった(13本/2016年11月)。果たしてカリーは、スプラッシュ・ブラザーズの弟分であるトンプソンから記録を奪い返せるのか。