ラプターズの渡邊雄太がスパーズ戦で11点をマーク プラスマイナスはチーム最多の9

日本時間4月15日(現地14日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太がホームのアマリー・アリーナで行なわれたサンアントニオ・スパーズ戦に途中出場した。19分プレイして11点、4リバウンド、1アシスト、1ブロックを記録。チームも117-112で勝利している。 前日のアトランタ・ホークス戦は4月では初の0点に終わっていた渡邊だが、この日はシュートタッチが良かった。フィールドゴールは6本中4本、3ポイントも5本中3本沈めて見せた。1試合における3ポイント成功数はキャリアハイ。さらには守備でも勝利に貢献し、プラスマイナスはチームトップの9を記録している。 試合は渡邊が試合残り3分24秒にパスカル・シアカムとの交代でベンチに下がるまで110-97とラプターズがリードしていたが、スパーズが最終盤で意地を見せる。残り15.4秒にはデジョンテ・マレーの3ポイントで、112-115と3点差まで詰め寄った。しかし最後はマラカイ・フリンがフリースローを確実に沈めて、ラプターズが逃げ切りに成功した。 ラプターズは渡邊のほか、OG・アヌノビーがチームハイの22点、シアカムが20点、クリス・ブーシェイが12点、12リバウンド、第4クォーターだけで8点を奪ったフリンが16点、ラプターズで初めて先発出場したケム・バーチが14点、6リバウンドを記録。健康・安全プロトコルにより欠場し、3月25日(同24日)のデンバー・ナゲッツ戦以来の出場となったポール・ワトソンが3ポイント2本を沈めるなど9点を挙げている。 スパーズはデリック・ホワイトがゲームハイの25点、デマー・デローザンが19点、11アシスト、マレーが11点、8リバウンド、4アシスト、3スティール、控えのパティ・ミルズが23点をマークした。 連敗を2で止め22勝34敗となったラプターズは、17日(同16日)にホームでオーランド・マジックと、26勝27敗と黒星が先行してしまったスパーズは同じ日にホームのAT&Tセンターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦する。

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