ポートランド・トレイルブレイザーズのユスフ・ヌルキッチが、日本時間1月15日(現地14日)にホームのモーダ・センターで行なわれたインディアナ・ペイサーズ戦で、右手首を骨折した。 ヌルキッチは第3クォーター、ドライブを仕掛けてきた相手選手のボールを叩き落そうとした際に手首を負傷。直後、別の選手のドライブを身体を張って押さえ込んだが、直後にコートを離れていた。以降、ヌルキッチがコートに戻ってくることはなかった。 ボスニア出身のヌルキッチは、今季は12試合すべてに先発し、平均10.7点、7.6リバウンドを記録していた。 2019年3月には左脚を骨折し、昨季の大半も欠場を余儀なくされていたが、新型コロナウイルスによる中断を経てフロリダ州オーランドで再開された後はチームに復帰していた。 テリー・ストッツHC(ヘッドコーチ)は、「シーズン開幕当初は苦しんでいたものの、ようやく軌道に乗ってきたところだった。彼にとってもチームにとっても大きな損失だ」とコメントしている。また、ストッツHCはヌルキッチが試合後に添え木をしていたことを明かしている。